ひとたび目にすると、鮮烈な印象として脳裏に焼き付くアサ佳さんの器。まるでアートピースのようなビビッドな色使いの器や、近未来的な研ぎ澄まされたデザインの作品など、独創性に富んだ世界観に引き込まれます。やきものの町である岐阜県土岐市で日々、土や釉薬に挑むアサ佳さんの作品は一見、伝統的な陶芸のイメージとはかけ離れているように見えます。しかしそこには「幼い頃からポップな色の物に囲まれ、SF映画を観て育った僕と同世代の人たちにも、やきものの面白さを知ってもらうきっかけになれば嬉しい」という、若き陶芸家ならではの志も投影されているのです。食器としてのみならず、大人が愛でるインテリアの一部として、コレクションしたくなる作品たちです。
[N Drive ていねいを探す旅7 ひと土岐の旅 掲載作家]
[N Drive ていねいを探す旅7 ひと土岐の旅 掲載作家]
7件中1件〜7件を表示