富士山の西麓、標高およそ700mの高原に工房を構える山崎さん。白、サーモンピンク、グリーン、ブルーなど、女性らしくてやさしい色使いの器は、富士山の裾野に訪れる四季折々のおだやかな風景を連想させます。山崎さんはガラス質の釉薬を中心に、さまざまな原材料を組み合わせながら、独特の色合いを生み出します。山崎さんが思い描くデザイン性に、土や火が演出する偶然性が加わって生まれる、一つひとつ表情の違う器たち。その美しい化学反応を楽しむように作陶する山崎さんの器は、食卓にやさしい風を運んでくれます。
[N Drive 創刊号 静岡いろは 掲載作家]
薄い飲み口や持ち手など、スマートなラインが印象的な山崎さんのカップ&ソーサー。南国の海を思わせる鮮やかなターコイズブルーの器は、どこかエキゾチックで、並べているだけでも絵になる。色合いや形など、一点ずつ表情が異なるのも手作りならでは。
※手作りのため、ゆがみや色むらなどがあります。サイズ表記は目安です。
【内容】
■ Size:カップ/直径約10cm(持ち手部分で+3cm)×高さ約6cm
ソーサー/直径約15cm
■ Material:半磁器