丹念に彫る文様に感じる、価値ある美



ゆったりとしたカーブのフォルムで、底部がしっかりとしているため、安定性にも優れています。取っ手のくちばしは、旧作にはなかったものですが、より持ちやすく。 岡村さんの使う人に常に寄り添うような誠実なものづくりの表れ。
そこのあるだけで、食卓に優しさを運ぶような穏やかさがあります。
深みのある黒が印象的な「黒土」と、わずかにグリーンがかったグレイが美しい「赤土」。どちらも丹念に彫る文様や鉄点に、ビンテージやアンティークのような、価値ある美を感じます。 日常使いの器として力強く豊かな味わいが魅力の日常の器です。
(小)75mm(持ち手含めると110mm)×高さ95mm
(大)83mm(持ち手含めると115mm)×高さ100mm
■ Material:陶器
※手しごとのためゆがみや色むらなどがあります。
※一点ごとに焼き上がりが異なるため、色合いや柄などが写真とは多少変わります。
※重さや大きさには個体差があります。サイズ表記は目安です。
商品のつくり手について

三島手やイッチンなど、古来の手法を用いて作陶をする岡村宜治さん。日本一のやきものの産地である岐阜県土岐市で、伝統文化としての陶芸と真摯に向き合いつつ、暮らしを楽しくする器を生み出しています。土のぬくもりや重厚感をただよわせながら、パンやオードブル、コーヒーやスープなど、洋の食卓にも映える岡村さんの器たち。岡村さんの人柄を表すような丁寧で実直な作りと、どこか北欧の薫りをも感じさせるデザイン性の高さは、スタイルのある暮らしに欠かせないアイテムになるはずです。やきものの奥ゆかしさと懐の深さがじんわりと伝わってくる、そんな器たちとの時間を過ごしてみませんか。