蒜山がま細工の手提げ
備前の国、岡山県蒜山(ひるぜん)地方に伝わる「がま細工」は、600年の歴史を誇る伝統工芸。「がま(蒲)」とは沼地や湿地などの水辺で見られるソーセージのような穂の形を持つ植物です。蒲郡、蒲田などと地名や蒲鉾、蒲焼といった食べ物の名にも使われていることから伺えるように、昔から日本人には身近な植物でした。
蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、昔ながらの暮らしの道具として代々伝えられています。ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れていることから、もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための背負いかごが作られていたのが起源といわれています。
地元で「ヤマカゲ」と呼ばれるシナノキの木の皮の繊維がもう一つの材料として使われています。発酵させてから、木の年輪にそって薄くはがしていき乾燥して使います。 ヒメガマもヤマカゲも地元の作り手の皆さんが栽培から加工までを担っており、昔ながらの手間をかけて今に伝えられる貴重な手しごとなのです。
丈夫で軽く、使い込むと光沢と艶が出ることで知られています。整列したがまが美しく見飽きず、かごの縁の処理も見とれるほど丁寧できれいな仕上がりです。
がまの色合いも、ナチュラルな白でなんともいえない上品な風情は、四季を通してお使いいただけます。 マチが広く、背の低いタイプ、背の高いタイプなど、お好みのサイズからお選びください。 わずかに油分を含んでいるヒメガマは、使い込むほどに艶が増して20年は使えるという丈夫な素材。持ち手の紐は、シナノキの樹皮の繊維を編んで作られています。持つたびに、喜びを覚える一生もののバッグです。
■ Size:
Lサイズ:幅約33x高さ30cmxマチ15(持ち手付き高さ44cm)
Mサイズ:幅約27.5x高さ25.5cmxマチ14(持ち手付き高さ39cm)
Sサイズ:幅約25x高さ20cmxマチ13(持ち手付き高さ34cm)
マチ広Mサイズ:幅約26x高さ20.5cmxマチ15(持ち手付き高さ36cm)
マチ広Sサイズ:幅約25x高さ16cmxマチ15(持ち手付き高さ32cm)
■ Material:がま/シナノキ
※手作りのものとなります。サイズ表記は目安となり、個体で多少差がございます。
Lサイズ:幅約33x高さ30cmxマチ15(持ち手付き高さ44cm)
Mサイズ:幅約27.5x高さ25.5cmxマチ14(持ち手付き高さ39cm)
Sサイズ:幅約25x高さ20cmxマチ13(持ち手付き高さ34cm)
マチ広Mサイズ:幅約26x高さ20.5cmxマチ15(持ち手付き高さ36cm)
マチ広Sサイズ:幅約25x高さ16cmxマチ15(持ち手付き高さ32cm)
■ Material:がま/シナノキ
※手作りのものとなります。サイズ表記は目安となり、個体で多少差がございます。